正直、不良や暴走族のイメージは、不真面目でダラダラした生活を送る、怠け者みたいなイメージしか無かったから、
オイル交換をする竜一君の背中を見ながら、私は少し感心した。
「偉いね、竜一君って。
パンチパーマなのに」
「別に、
その辺歩いてるサラリーマンみたいに、誰かの為に頑張ってるって訳じゃないし、
自分のやりたい事の為に働いてる奴が偉いとは、俺は思わねえけど」
「ちょっと、お兄さん、
カッコイイじゃないか。
好きになっちゃうぞ、パンチパーマでも」
「…パンチパンチうるせえな。
ほっとけよ、最近ようやく違和感なくなってきたんだから…」



