「あんたらレディースなんだろ?
何てチーム?」
咲希の問いに、ケバい先輩が答える。
「黒宝石(ナイト・ジュエリー)だよ」
「ふうん、何人居るの?」
「26だけど、それがなんだよ」
「26人?
スゲーな、いっぱい居るじゃん」
「ウチは北帝連と同じで、県内全域からの寄せ集めチームだからな。
お前らも単車乗ってるとこ見ると、どっかに入ったのか?」
「いや、入ってねえよ。
作るけど」
「…作る?
ハッ、この時代にご苦労な事だな。
せいぜい潰されてから、メイファンと同じ時代に生まれた事を悔やむんだな」
「潰されねえよ。
ウチらが潰すんだよ、紫禁嬢を」
「お前らが?
紫禁嬢を潰す?」
直後、ケバい先輩の仲間達が、クスクスと笑い出した。



