「…思い出したぜ。
お前たしか、バスケ部の一年だったデカ女だな」
7人組の女達の、ボスらしきケバい女が、久恵を見て言った。
「誰だよ、お前。
本当に北中なの?」
「テメーらの2個上だよ」
言われてみると、たしかに見覚えのある、私達の2つ上の不良グループに居た女が、何人か居た。
「本当か〜?
私は知らねえぞ、あんたらなんか」
「本当だよ!嘘吐いてどうすんだよ、そんな事」
すると、ひみ子がケバい女に質問した。
「じゃあ質問。
北中で一番性格が悪い先生は誰でしょうか」
「松山だろ」
「あ、当たりだ。
ひーちゃん、この人ホントに北中の先輩だよ」
「なにー、
それは疑って悪かった。
ごめん」
「いや…それは別に構わねえけど、
タメ口どうにかしろよ」



