ともしび~紫の永友










アーケードをしばらく歩いて行くと、亜季ちゃん達は飲み屋街の方へ曲がり、古いビルの地下へ降りて行った。








「何の店、ここ」







重そうな扉に手を掛ける若菜に、咲希が聞いた。









「喫茶店」



「喫茶店?

こんな目立たない所に?」



「表向きはな。

ポーカー屋だから、ここ」



「ポーカー屋?」







口コミの客に、賭博も受けている違法喫茶の中には、普通のテーブルの他に、ポーカーなどのゲーム機もテーブルに使われていた。