副総長が呆れていると、協定の話し合いに興味を示した久恵が、唐突に切り出した。
「とりあえず単車停めてくるから、ちょっと待ってろよ。
ウチらも出席するから、サミット」
「出席って、お前、
ウチらの話、蹴っただろ」
副総長がそう言い、久恵が答える。
「レディース作るんだよ、ウチら」
「え、マジかよ」
「つーか、誰だ君は」
「副総長の若菜だよ!
そんな事より、お前ら、
マジでチーム作るのかよ」
「おう。
協定に協力するかどうかは別として、話くらいは聞いてもいいだろ。
同じ、紫禁嬢と敵対する同士としてなら」
「ああ、それなら勿論、大歓迎だ」
「じゃ、ちょっと待ってろな。
若菜」
「呼び捨てかよ…」
私達は単車を駐車し、美音の二人と協定の話し合いの場へ向かった。



