ともしび~紫の永友










―それから半年間、私は地獄の様な生活を送った。



ある日、警察に捕まる事と、現状の地獄を天秤にかけて、その家を飛び出したの。



暗い場所から暗い場所へ、人の目を気にしながら、裸足で何日も歩き回っていると、1つのスラム街に辿り着いた。




―スラム街?




―サウスブロンクス。


政府が見捨てた、廃虚の様な街。




―……。