なんだか拍子抜けするテンションの美帆さんを前に、私は呆れながら紫禁嬢の事を尋ねた。
「…それで、
人妻の美帆さんが、何で紫禁嬢なんて、デッカいレディースのボスをやってんですか…」
「…異国の地で1人、寂しくて、
お友達が欲しかっただけなの…」
「可愛くなきゃビンタしてますよ」
「もういいじゃーん、
勘弁してよー、千秋ちゃん。
ぬか漬けの話しようよ」
「ダメです。
全部話すまで、今夜は帰しません」
「8時から観たいテレビあるの」
「あ、コーヒー来ましたよ。
一息吐いたら、洗いざらい白状して下さいね」
「……。」



