「サッキーのお兄ちゃんだけ、白い特攻服なんだね」
再び道路を横断し、店へ戻る途中、ひみ子が言った。
「そりゃ、頭だからな。
見分けが付くようにだろ。
特攻服かあ、ウチらは何色にする?」
咲希がそう言い、久恵とひみ子と千春の三人が、一斉に意見を述べた。
「赤」
「ピンクー」
「黒」
「なんだよ、特攻服も多数決じゃん。
私は白が良いけど、頭だけ別の色にするなら、白は千秋だけか」
「え、やだよ。
なんか仲間外れみたいで」
店の駐車場に在る自動販売機で、ジュースを買った私達は、再び店内へ戻った。
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