「あ、本当だ、反対車線から来る」 久恵の視線を追うと、左方向から、私達の向こう側の車線を集団走行するライトが遠くに見えた。 「真ん中行こうよ」 咲希がそう言い出し、私達は道路を横断し、中央分離帯の上で、暴走族が通過するのを待ち構えた。