「…あれ、兄貴の単車が無い」 マンションへ着くと、いつも風吹君の単車が停まっているスペースに単車が無く、私達は入り口へ向かう足を止めた。 「イッセー君の所かな。 近いし、行ってみるか」 イッセー君とは、風吹君のタメの友達で、2人は同じ暴走族の仲間だった為、 暇な時は、いつもどちらかの家に居る事が多く、私達は近所に在るイッセー君の家へ向かい、再び歩き出した。