それから数日後。
美帆さんに連絡を取った私は、ヘルメット持参で美帆さんの第2の実家へ向かった。
「うひょ〜、この音この音。
やっぱカッコイイなあ」
ガレージの前でエンジンを掛けると、惚れ惚れするマッハの声に、私は再び感動していた。
「マッハはマジで手が掛かるから、周りに居る単車が詳しい人とかに、色々聞いて勉強しなね」
「はい、勉強します」
私はそう言って、工事現場用の、安全第一と書かれたヘルメットをかぶった。
「…それ、
本当にかぶる人居るんだ…」
「え?」
「いや…
二輪の学科試験受けた時、笑わない様に気をつけてね」
「…はあ、わかりました」
苦笑いする美帆さんにお礼を言い、私はマッハを走らせ、エデンへ向かった。



