「じゃあ、また明日な」
「ありがとうございましたー」
深々と頭を下げて挨拶し、エデンから去って行く教官達を見送った。
「今週辺り、マッハ取りに行こっかな」
竜一君達が帰り、私達はテーブルの前に座り込んだ。
「取ってこい千秋。
そしたら、竜一君の許可無しに、ウチらも好き勝手に外で練習できるぞ」
久恵が言ってきた。
「まあ、ぶっちゃけ私は怖いから、千春が運転してね、取りに行く時」
「それは別にいいけど、自分の単車なんだから、自分で取りに行ったら?
最初くらい」
「自分の?
ウチらの、だろ」
「いや、私は自分で気に入ったやつを選びたいし、久恵達も風吹君の知り合いの店で買うみたいだから、
マッハは千秋のにしなよ」
「え、マジで…?」
すると、ひみ子が言った。
「私のは〜?」
「ひみ子に単車は危険だから、竜一君のタクト」
「ええー…
私も暴走族なのに〜」
「名義も千秋のだし、マッハは千秋の物でいいよ」
「…なんか申し訳ないな、それ。
じゃあ、久恵達と千春が単車買う時は、私も金出すよ。
じゃないと不公平だから」
「いいって、別に」
千春がそう言って遠慮すると、久恵が偉そうに言ってきた。
「よし、出してもらおう。
ウチら、すでに給料半分しか残ってねえんだ」
「何に使ったんだよ…
こんな短期間で…」



