ともしび~紫の永友









「ワーハハハハ!

しゃーねえよ、千秋。


動物園か水族館の時は、私と咲希が負けて、仕方なく水族館に行ったろ」








肩を落としながら歩く私の背中を、久恵がバシバシと叩いた。








「あんたら結局、水族館でも楽しんでたけどな…


しかも、ウチらより」




「とりあえず、咲希の家に戻って、色々決めようぜ、名前とか」




「…マジでやんの?」




「当たり前じゃん」




「暴走族だぞ?」




「ちょうど良いじゃん、単車も1台、手に入った事だし、明日から練習だな」




「……。」











冗談みたいな流れで、

私達は不良を飛び越え暴走族になった。