キッパリとそう答えると、咲希と久恵のアホコンビが、何やらよからぬ事を考えているらしく、悩み始めた。
「…レディースか」
久恵がボソッと漏らし、続いて咲希が亜季に言う。
「なあ、
女連協定とかじゃなくても、やっぱレディースやってると、紫禁嬢に狙われたりすんの?」
「…え、そりゃまあ、
傘下に入らなけりゃ、潰しに来るけど」
「…ふうん」
「……。」
何やら嫌な予感がした私は、無理やり話を中断させ、この場から離れる事にした。
「さ…さーてと、
お前ら、明日も仕事だろ。
そろそろ帰ろうよ、何か眠くなってきたし」
私はそう言って2人の背中に手を当て、無理やり歩かせ始めた。
「あ、おいっ、
ちょっと待てよ!
まだ話の途中…」
「じゃ…じゃあねー、亜季ちゃん。
ウチの後輩、勧誘すんのやめてね。
お休みー」
「……。」
とりあえず、用も済んだ事だしと、美音の連中を残し、私達は学校の前から立ち去った。



