ともしび~紫の永友










「何なんだお前らは!!

なんでそんなに弱いんだ!!」








立ち上がった副総長に、久恵は怒鳴りつけながら、木刀で地面を叩いた。










「いや…何でと言われても…」




「何がレディースだよ、

こんなに弱いくせに、よく調子こけるな、お前ら。


柔道部とかの女の方が、よっぽどつえーんじゃねえの?」




「……。」









面目が丸つぶれの副総長に、追い討ちをかける様に、千春がボソッと呟く。









「そりゃ、そうだろ。

不良はタバコ吸うからスタミナ無いし、バイクばっか乗ってるから、足腰も弱い。


身体鍛えてる奴らに勝てる訳が無い」




「…い、いや、

不良は根性あるし…」









さり気なく反論する副総長。









「はあ?

お前らなんかよりウチらの後輩の方が、100倍根性あるっつの。


お前ら残り3分切ってて、20点も差を付けられた状態で、100パーセントの力でディフェンスする根性あんのか?」




「え、何の話…」




「ちなみに私はねえけど、マミ達は残り1分でも、鬼の形相で立ち向かってくるぞ。


お前らなんかじゃ絶対に勝てねえよ、例えそれが喧嘩でもな」




「……。」