誰なんだこいつら、的な顔を浮かべる美音の女達。
久恵の態度と外見を見て、先輩と勘違いしているのか、三人の真ん中に居た亜季ちゃんが、恐る恐る尋ねた。
「…あの、北中すよね?
何歳なんすか?」
「15だよ、文句あっか?」
「はあ!?」
三人は唖然とし、
次の瞬間、亜季は無言で振り返り、ゆっくりと単車の方へ向かって歩き出した。
「おーい、
どこ行くのー、亜季ちゃーん」
「……。」
単車の前に立った亜季は、シートの脇に差していた木刀をスッと引き抜き、
ゆっくりと久恵に振り返った。
「…ぶっ殺す」
「そうこなくっちゃ」



