ともしび~紫の永友










「よし、戦闘準備だ」









久恵はそう言って、窓辺に置かれるプランターの土に刺さる、アサガオか何かを巻き付ける為の、緑色の細い棒を抜いた。








「いや、それ痛くないでしょ。

つーか、

軽犯罪法に触れるから、武器は持つなよ」









私がそう言うと、咲希は無言で久恵の頭をパチンと叩き、棒を取り返してプランターに戻しながら言った。









「何分位で来るのかな?」




「サッキーのお兄ちゃんに聞いてくるー」









ひみ子はそう言って、再び風吹君の部屋へ向かった。