「粗茶ですが」
成美達と向かい合わせになり、テーブルに並んで座ると、
奥の部屋から持ってきた缶ジュースを、ひみ子が成美達の前に置いた。
「あ、すみません、頂きます‥‥
…うわっ!ヌルッ!」
「まだ冷蔵庫、無いもので」
「これ、炭酸すよね…」
ひみ子も着席し、私達は早速、話を聞く事にした。
「で、相談って?」
私の問いに、成美が答える。
「…昨日、
ウチらまた、駅で他のレディースに捕まっちゃって、チームに入れって誘われちゃったんです…」
「またかい」
私に続き、久恵が言った。
「三つ編みにして、メガネでもカケろ」
「…いや、ポリシーなんで」
「メガネ似合わないんで…」
「三つ編み難しいんで…」
桃枝、成美、由真の三人は、順にそう言うと、申し訳なさそうに下を向いた。



