「こうなると、ソファーも欲しくなりますね」
テーブルの前で正座をして座るひみ子が、両手をテーブルに乗せながら言った。
「まあ、靴も履いたまま座るだろうし、中古のボロいやつでもいいなら、長いの2つくらい、安く買えるでしょ」
千春もそう言いながら、ひみ子の正面に腰を降ろし、テーブルの感触を確かめた。
「あ、そうそう、
単車貰ったよ、ウチら。
仕事のご褒美に」
2人に振り返り、私はマッハを自慢した。
「なにーっ、マジか!?
でかした、お前ら」
「いや、マッハはウチら三人のご褒美なんですが」
「よし、ならもう1台買うから、三人の給料、私に全部預けろ」
「いや…お前らの給料を私か千春に預けろよ…」



