ともしび~紫の永友









夕方まで三人でバスケをしていると、いつもより少し遅い時間に、久恵達が竜一君に貰った原付で姿を現した。









「ただいまー」




「ストップストーップ!


どこまで入ってきてんだよ久恵!」









久恵はスリーポイントラインの辺りまで、原付バイクで入ってくると、

後ろに乗っていた咲希が、何やら大きなテーブルらしき物を抱えていた。









「…よっこらせっと」









久恵の後ろを降りた咲希が、木製で、黒い長方形の巨大なテーブルを、ドスンとフロアに降ろした。









「あ、テーブルじゃん、

どうしたの、これ。


つーか、

今更だけど、どんな腕力してんだよ」




「現場の人に貰った。あー、腕イテー」




「へえ、良いじゃん。

5人用にしては、ちょっとデカいけど」








2人が貰ってきたテーブルは、コートの右側に設置した。