「…うう〜ん。
練習するにしても、いきなりマッハに乗るのは危険だな…
しかも、替えのパーツなんて、そうそう見つかんない単車だし」
「50のギア車に乗れれば、マッハも運転できますか?」
「まあ、3速が5速になるだけで、基本は同じだからね」
「あ、じゃあ、友達の爺様にでも、カブ借りて練習します」
「いや、カブって…
ロータリーですから、ギア…」
「…?」
美帆さんは苦笑いし、私も何か良い方法は無いかと頭を悩ませると、
近所に優しいバイク教官が居る事を思い出した。
「あ、大丈夫です。
1人、単車も持ってて乗り方を教えてくれそうな人居ます」
「そっか。
じゃあ、乗れる様になったら取りにおいでよ。
先に名義変更だけしておいて」
「はい」



