後日、美帆さんに連絡した私は、三人の代表で街中の喫茶店に、美帆さんを呼び出した。
「お待たせ〜」
「あ、どうも。
すみません、わざわざ」
しばらく待っていると美帆さんが店に現れ、
私は早速、どら焼きが入った紙袋をテーブルに差し出した。
「あの、これ良かったら食べて下さい」
「え?」
「仕事、紹介してもらったお礼です。
三人でお金出し合って買いました」
「ええー。
それでワザワザ今日、届けてくれたのー!?」
「はい。
出し合ったって言っても、そんなに高くない普通のどら焼きですけど…」
「どら焼き!?
何で私の好物、知ってるの!?」
「……。」



