「ゲームしようよ、
3対2」
腰を降ろして早々、咲希が私達に言ってきた。
「後でな。
仕事内容は楽でも、歩き回ったから足の筋肉が張ってる」
「だらしねえなあ」
「あんたらと普通の人間を一緒にするな」
靴を脱いで足をマッサージしていると、ふいに千春が言ってきた。
「そう言えばさ、
今日、私が回ったエリアの駅前に、駅番みたいな女達が居たぞ。
10人位で」
駅番とは、レディースや女のスケバンみたいな連中が、駅にタムロして目立った女を捕まえては、服装などを正しく指導する者達の事を言う。
「制服?」
「いや、私服。
高校とかじゃなく、レディースじゃねえか、あれ」
「…ふうん」
「レディースだったら駅番じゃなく、勧誘だろうな。
紫禁嬢にしろ、他のチームの奴らにしろ」
「…ご苦労な事で」



