ともしび~紫の永友








地元へ戻り、そのままエデンへ向かうと、

私達と同じく初日の仕事を終えた2人が、すでに帰宅してバスケをしていた。








「よう、お疲れ〜。

どうだった、アンケート」







オフェンスをやっていた久恵が振り返り、その隙を突いて咲希がボールをスティール。








「楽だったよ。

つーか、どういう仕事したら、顔や首までペンキまみれになるんだよ」



「咲希がふざけて顔に塗ってきて、やり返したらいつの間にかマジ切れでペンキの戦いになってた」



「…うわ、きたねえ。

新品じゃねーのかよ、この作業服。


ボールにペンキ付けんなよ」







2人が脱ぎ捨てた赤い作業服を手に、私達はコートの脇に行って腰を降ろし、一息吐いた。