それから数日後の夕方。
私は飲食店のアルバイトの面接に、一人で街中へ来ていた。
「時間に融通が効くフリーターは、ウチとしても扱い易いんだけど、
君、どうして高校へは行かなかったの?」
「えと…
それは、その…
家が貧しくて、1日でも早く社会に出て、家計を助けたかったので…」
「…ふうん、それは偉いね。
でも、それならウチなんかじゃなく、正社員になれる所を探した方が良いんじゃないの?」
「…はあ」
「だいたいさあ、こう言っちゃ悪いけど、中卒の子って、すぐに辞めちゃうイメージあるんだよね。
この前入った子もさあ…」
「……。」



