この街に居る女達を全て自分達の傘下に入れようとするレディース。
紫禁嬢。
その城の玉座に座るメイファンという女が、私達を助けてくれた美帆という女と同一人物かどうかは気になるが、
それ以前に、成美達から話を聞けば聞く程、私達はその話に、次第に興味を持ち始めていた。
「あ、ご馳走さまでした」
「うん。
帰り、気をつけなよ」
その後、喫茶店を出た所で、私達は成美達と別れる事にした。
「お前らそんなに勧誘が怖いなら、不良みたいなカッコやめりゃいいだけじゃん」
店の前で、咲希が桃枝の服を軽くつまみながら言った。
「いや…ポリシーなんで…」
「ふうん、バカみてーだな」
「え…バカって…」
「そういや、お前らマミ達とは知り合いじゃねえの?」
「工藤ちゃんすか?
会えば喋るっすよ、1年の時クラス一緒だったんで」
「ふうん。
あんまバカ移すなよ、ウチらの自慢の後輩なんだから」
「あはは…わかりました」



