「あの、ありがとうございました」 裏路地を出てアーケードに入ると、一人の後輩が私達に礼を言ってきた。 「それは別にいいけど、それより大丈夫だった? あいつら、やっつけちゃったけど。 ウチらのせいで、あんたら次あいつらに会ったら、何かされるんじゃない?」 「いえ、それは大丈夫だと思いますけど…」 「けど?」 「どのみち、ウチらこんなカッコして街を歩いてたら、また他のレディースに引っ張られるみたいです…」