そして、20秒後。
「なんだ、こいつら。
どんだけ弱いんだよ」
「……。」
久恵、
キャッツのメンバー2人を瞬殺。
「な…何なんだよ、お前…
マジでゴリラじゃねえか…」
「よし、次は貴様だ」
「……。」
愛梨は久恵の強さを目の当たりにし、あからさまに腰が退けていた。
「…久恵、もうやめろって、
捕まるぞ…」
「何言ってんだよ千秋、正当防衛だろ」
「正当防衛って…あんた、
身の危険を守る為、仕方ない場合にしか成立しないだろ…」
「え、そうなの?」
「久恵はゴリラだから、過剰防衛って事で、逆に捕まるぞ」
「マジで!?
じゃあ私は今、犯罪を犯したのか?」
「うん、犯罪者」
「…知らなかった。
てっきり、殴られたら殴り返しても捕まらないかと思ってた…
爺ちゃん、ごめんよ…
前科者になっちまった…」
「おし、どけ久恵。
そっちで懺悔してろ」
久恵に変わり、咲希が愛梨の前に立った。



