ともしび~紫の永友









愛梨の弱気な態度に拍子抜けしていると、隣に居た女が私達に言った。








「お前ら、こいつらの先輩って事は北中だろ。


ウチのチームは北部ならどこでも入れるから、お前らも入らねえか?」








咲希が答える。








「ウチらが?レディースに?」




「入るってんなら、この前の件は水に流してやるよ」








すると、久恵がクスッと笑った。









「ダッセー。

仮にも暴走族だろ、お前ら。


なんでムカつく相手の力まで借りようとしてんだよ」




「…状況が変わったんだよ」




「状況?」




「この街で…


不良をやってる女、全てのな」




「……。」