「そこまでだ、悪人共」 久恵の声に、背を向けていた女達が振り返る。 「テ、テメー、あん時の…」 「…あん時?」 振り返った女は、 あの日、赤い特攻服を着て、私達に絡んできたレディースの女だった。 「誰だっけ、君」 「キャッツの愛梨だよ! 忘れたとは言わせねーぞデカ女!」 「キャッツ? …ああ、あん時のニャンコ団か」 「…テメー、殺すぞ」 棄猫達は、愛梨という女を入れて、全部で六人居た。