「マミ達にさ、エデンの合い鍵、1個渡していいか?」
帰宅し、私の部屋に集まってアルバムを見ていると、ふいに久恵が聞いてきた。
「別に久恵がいいなら、いいよ。
久恵の爺様の土地だし」
「この前マミに言われてスッカリ忘れてた。
別に取られる物なんて無いし、鍵開けっ放しでもいいんだけどな」
すると、咲希がボソッと言った。
「むしろ、取られた方が良いだろ。
いらない機材捨てるのにも金掛かるわけだし」
「たしかに。
じゃあ、開けっ放しにしとくか」
「…ダメだっつの。
奥の部屋にテレビとか入れるし、コート脇にも座れる様に家具置くんだから」



