そして、春を迎え、
私達は名ばかりの中学生を卒業する事となり、
式には参加せず、終わった頃を見計らい、学校の職員室に卒業証書と卒業アルバムだけを取りに行った。
「あ、テッちゃんと同じクラスだったんじゃん、私。
ちくしょう、知ってたら給食だけでも食べに行ってたのに」
帰り道、卒業アルバムを見ながら、久恵が悔しがっていた。
「私って何組だったの?」
「千秋?
ちょっと待ってな。
…ええっと〜、
あ、居た、4組」
「ふうん」
三年になってからは、全く学校へ行ってなかった為、私達は卒業して初めて自分達のクラスを知った。



