工場から出た私達は、各自が一旦、帰宅し、 その後、久恵の家で年越しソバをご馳走してもらい、そのまま初詣へ向かう予定だった為、再び10時に集まる事にした。 「じゃあ後でな〜」 久恵達と別れ、千春の自転車の後ろに乗りながら帰宅していると、 ふいに千春が言った。 「今年もあっという間だったな」 「そうだね。 毎日ダラダラ過ごしてたのに、何でこんなに早いんだろ」