5人でホールの中央に歩み寄り、これから設置するリングやフリースローレーンのラインなどを想像していると、 ひみ子が私に言った。 「ちーちゃん、名前決めて」 「…名前?」 「私達のコートの、名前」 「……。」 ひみ子がニコッと笑いながらそう言うと、他の仲間もクスッと笑いながら、私に視線を向けた。 「なんだろ… リング付けた後でもいい? まだ、イメージが湧かないや」 「じゃあ、コートが出来たら決めてね。 可愛いやつ」 「うん。 カッコイイやつな」 「嫌〜可愛いやつ」