「いくぞー、
…せーーのーっ!!」
「ふん!!」
テーブルを持ち上げた瞬間、突然、私は重さに違和感を感じた。
「うわっ!
ちょっ…ちょっと待て!
いったん降ろせ降ろせ!!」
「…?」
向かいに居た久恵や咲希、それに千春の3人が、ドスンとテーブルを落とした。
「…いや、おかしいだろ、このバランスは。
なんでそっち側に化け物2人と千春が固まってんだよ。
こっち、実質1人じゃん…」
「よし、久恵そっち行け。
ひみ子は危ないから、進行方向じゃない方に行って、持ち上げてるフリしろ」
「は〜い」
千春が指示を出し、私達は再びポジションを変えてテーブルを持ち上げた。
「せーのーっ!!」
今度は上手くいき、私達は入り口の左角に最後の大物を追いやった。



