「まあ、諦めずに気長に探そうぜ。 とりあえず、場所が見つかるまでは庭の物置にでも付けときゃいいし」 「庭ねえ…」 そう言って部屋の窓に視線を向けると、久恵のお爺さんが庭で盆栽をいじっていた。 「…あれ、そう言えば、 あんた、名義変更の話したの?」 「あ、スッカリ忘れてた」 久恵はそう言って、窓を開けてお爺さんを呼びつけた。 「おーい、爺ちゃーん」