…これ以降、私の身に起きたことについて、説明が必要だろうか。 私はクロティルダの下で、魔導師としての修行を重ねた。 …いつか、生贄に捧げられる時の為に。 私は怖くなかった。何も恐れはしなかった。 死にたくないとは思わなかった。自分の人生の中で、失うことを恐れるものなんて何もなかった。 …いや、それは嘘かな。 私が怖いもの…恐れるものは、たった一つだけある。 それ以外は…何の未練もなく死んでいける。 神の為、人の為、自分の為…クロティルダの為、そして世界の未来の為に。