神殺しのクロノスタシス〜外伝集〜

とにかく、このベリクリーデの様子は尋常じゃない。

「おい、何があったんだ?しっかりしろ、ベリクリーデ。返事を…!」

「…ねぇ、ジュリス」

ベリクリーデは、くるりとこちらを振り向いた。

そして、さっきまでじっと見つめていた、何もない空間を指差した。






「今、そこに誰かいなかった?」