神殺しのクロノスタシス〜外伝集〜

翌朝。

「おばーちゃん。ネズミは全部捕まえたよ」

ようやく、このおばーちゃんに朗報を伝えることが出来た。

「…!本当ですか」

「本当、本当」

いやぁ、長い戦いだった。

もう一生分のネズミを退治したような気がするよ。

「今夜からぐっすり眠れると思うよ」

「ありがとうございます。本当にありがとうございます…」

何度も何度も、拝むように頭を下げるおばーちゃん。

いやいや。そんな感謝されると恐縮だから。

でも、感謝されて悪い気はしないから。

やっぱり、ネズミ退治して良かった。

鼻血を出した甲斐があったよ。

「さーて、そんじゃ帰るか。ルイーシュ」

「そうですね。さすがに疲れましたよ」

「おぉ、そうだな…」

お前は…ほぼ、光の玉を作ってただけだがな。

あと、梯子を支えただけ。

まぁでも、試し打ちに付き合ってくれたし。

胸張って、凱旋と行きますか。





…まぁ、ただネズミ駆除しただけなんだが。