神殺しのクロノスタシス〜外伝集〜

…それから、一週間後のこと。



…この一週間、クロティルダの姿は見えない。

そのことに、俺はホッとしていた。

出来れば、もう二度と来ないで欲しい。

ベリクリーデも、クロティルダのことを話題に出したりはしなかった。

だが、一緒に作ったというクリスマスリースは見せびらかしてきた。

冥界産の貝殻だの花だの木の実だの、現世には存在しないあらゆるものが飾り付けられていた。

あんなものでベリクリーデを懐柔しようとは。腹立たしい。

しかし、ここ一週間は何事もなく静かなので、俺は思わず、気が緩んでいたのかもしれない…。





「じゅーりーす。あーそーぼー」

今日は、週に一度の、折角の休日だと言うのに。

今日も朝から、平日とか休日とか関係なく、俺の部屋にベリクリーデが訪ねてきた。

…こいつ、自分の部屋より、俺の部屋で過ごす時間の方が長いんじゃねぇの?