神殺しのクロノスタシス〜外伝集〜

しかし、ベリクリーデちゃんは、「字が汚い」と言われたくらいへこたれない。

これがベリクリーデちゃんの良いところである。

「何処に行ってたんですか?ベリクリーデさん」

「冥界」

やっぱり、冥界だったんだ。

「それじゃ、そちらの男性は…?」

それ、俺もめっちゃ気になってる。

気にしてないのはルイーシュくらいのもんだよ。

ベリクリーデちゃんと、羽根の生えたコスプレイヤーは、互いにじーっと顔を見合わせた。

どう説明するか、迷っているようだ。

「うーん…」

と、考えてから。

「あのねー、この人はね、私の昔の…。…大好きな人!」

という、ベリクリーデちゃんの一言に。

その場にいた、無闇君とルイーシュ以外の全員が、驚愕に目を見開いた。




…嘘だろ、おい。

こうなったらもう、肉まん渡すどころの騒ぎじゃなかった。