……もやもや、なんて、どうしてだろう。 事実なのに、付き合っていないことが事実に変わりないのに、少しだけちくりと胸が痛んだ。 「付き合ってる」なんて言ったら、紛れもなく嘘で、慌てて否定に走るところなのに、だよ。 ……前言撤回。瑛くんがいるほうへ、ちらっと視線を向けてみる。相変わらず女に囲まれた華やかな空気。 そこだけピンク色が漂って見えるくらいだ。