今回はもうすでにニヤニヤしちゃっていたので、便乗して思う存分表情管理を放棄することとする。
いつまで経っても慣れない“可愛い”はあたしにとってもっと可愛くなる魔法の言葉だ。多分メイクよりずっと、最上級の魔法。
少し前に一緒に買いに行ったもこもこクッションの上に座ってタブレットを開く。3000字のレポートが中間テストの代わりなので未提出は許されない。
作業を始めて30分くらいだろうか。隣でノートパソコンを開いている瑛くんの横顔と画面を盗む。
もうかなりの文字数を書いているし、当たり前にタッチタイプだし、こういうところを見ると1年次のGPA 3.8も納得だ。これは教授と寝てない、あの時疑ってごめんと心の中で謝罪しておく。



