甘さなんかいらない




……なんて。

しっかりあたしは乙女属性なのかもしれない。


いつもいつも、自分の知らないあたしが次々と話しかけてくるみたい。



密着したまま、目と目が合い続ける。深いダークブラウンに吸い込まれそう。

猫みたいなつり気味のまんまるな目のはずが、キツさは1ミリもなく温度が高い。




「柚果、俺さ、」