好きな人♡

「おー朋と朱里」

そう言って樹が声をかけてきた。

振り返ると、シルバーの前髪をかき上げた瑠依がいた。

二人共シックな浴衣を着ていた。

「髪型いつもと違うね」

私は瑠依に言った。

「たまにはね」

ぼそっと瑠依は言った。

「ほんと、瑠依やっちゃったよな〜髪の毛」

樹は言った。

「まーまー夏休みしか出来ないんだからさ」

ポンと樹の肩に手をおいて瑠依は言った。

「だな」