「雅…!」
少し探すと雅を見つけることができた
「…………これでアンタの思い通りね
親に捨てられて行く宛のない私は………アンタの言うこと聞くしかないもんね」
「お前なぁ……
そんなに俺のこと嫌いか?
一緒にいたくないか?」
「………………………」
「まぁ嫌いか
雅は昔の俺が好きなんだもんな」
「昔のアンタだって嫌いだし!」
「そっか
でも俺は雅が好きだ」
「あっそ!
早く帰るわよ」
「あぁ」
そして俺達は車に乗った
俺の家に帰る前に雅の家に寄った
家に着くと雅は雅子さんのお仏壇の前に座った
「……………お母さん、ただいま
なかなか帰ってこれなくてごめんね
お父さんのことも………ごめん
私じゃどうにも出来なかった
お母さんの命まで奪っちゃったのにごめんね
次いつ帰ってくるか分からないけど………また来るね」
そして俺も座った
「雅子さんお久しぶりです
と言っても分からないですよね
一条星夜です
こんな形でお会いしたくはなかったですが………
今回の件に関しては雅は全く悪くないです
全て俺が悪いです
だから………もう少し、雅のこと見守っててください
雅がちゃんと幸せになるまで………見届けてください
お願いします」
「…………お母さんをそこまで縛りつけないでよ
私が幸せになるのなんて、いつか分からないじゃない」
「俺が幸せにするから良いんだよ
どうせすぐだ」
「は?
どこからその自信が出てくるわけ?」

