仮面を被った私たち


「………………悪い」

「………アンタのせいで私はお父さんと暮らせなくなった
 その意味分かってる?
 確かに良くないことされてたけど…………私はお父さんのことが大好きだった」

「じゃあ、あのままで良かったのかよ!」

「…………………お父さんに会いたい」

「なら行くぞ
 本心は会わせたくない
 でも雅が会いたいなら別だ
 雅の気持ちを優先させるから」

「……………………………」

「もう寝ろ
 色々あって疲れただろ」

「………………………アンタも抱きたいなら勝手に抱きなよ
 私は一生いいよなんて言わないから」

「だから!
 雅が嫌がることはしねぇって!」

「あっそ」

「もう寝なさい
 これについては後日、まて話すから」

「…………………おやすみ」

「ん、おやすみ」


そして雅は眠った