仮面を被った私たち


〜星夜目線〜

「どうして…!」

「…………ちょっと来い
 雅はここで大人しくしてろ」

そして如月を連れて人気が少ない場所に行った







「…………如月、お前は何をしに来た
 噂を確かめにか?」

「そうです」

「…………そうか
 今学校はどうなってる?」

「良くない噂が流れてます
 まだ僕たちの学年はマシですが下の学年は……」

「如月は信じてねぇよな?」

「もちろんです」

「……………これから全てを話す
 だから雅を守ってやってくれ
 雅はもう少しで退院出来る
 退院したら学校にも行くはずだから」

「………桜庭先生は戻って来ないんですか」

「俺は戻れない
 今は桜庭と名乗っているが、一条グループの息子だ
 如月なら今の状況分かるよな?
 俺は会社を守らないといけない」

「……………なら、どうして教師になったんですか?」

「雅に近づくため
 昔に雅と会って俺が一目惚れした
 だからまた雅に会うために教師になった
 ただ、もともと期限付きではあったんだ
 30歳までは自由にしても良いけど、その後は会社に戻れっていう」

「…………その結果がこれってことですか」