「そのお守りってこないだ落としたやつか?」 「うん………バカだよね 大切にしてるのに落として」 「そうか……」 「………もう帰る 明日からは普通にして 私もいつも通りにする」 「分かってる 用がなければ関わらない」 「……………そう じゃあね」 「……………お前、死ぬなよ 雅を必要としている人間はここにいるからな」 「…………………ん」 そして私は帰った