再会は、嵐を呼ぶ恋の始まり

「美優さん、大丈夫ですか?」
「うん、悪いけれどお水をちょうだい」

席に戻ると、石田くんが駆け寄って私を支えてくれた。
結局、専務や課長の席で何杯かのグラスを空けることになり、かなりアルコールが入った状態になった。
そんなにたくさんの量ではないものの、空腹に飲んだのと何種類ものお酒を一気に飲み干したことが悪かったらしい。
普段なら「名前で呼ばないで」と石田くんに注意をするのに、その余裕がないほど私は酔っぱらっていた。

「お水待ってきましたけれど、本当に大丈夫ですか?」
「うん、とりあえずお水を・・・ウッ」

なんとか席に戻り、石田くんが持って来てくれたお水に口を付けたところで急に吐き気をもよおした私は蹴け出した。